【マカオカジノ旅行に出かける前に】 カジノ初心者のための基礎知識

「カジノって勝てるの？」

 

 

単発ならカジノで勝つ事はさほど難しくはありません！

 

（ギャンブルには不思議とビギナーズラックも多いし）

 

 

とはいえ、基本的には勝ち続けるのは容易ではありません。

 

なぜならギャンブルには「控除率（ハウスエッジ）」が設定されていて、実際に当たる確率と払い戻しが一致していないためです。

 

控除率とは

控除率というのは、簡単にいえばギャンブル胴元の取り分です。

 

パチンコ、競馬、競艇、TOTOなど日本にもギャンブル含め、全てのギャンブルには控除率が設定されています。そして我々はそういったギャンブルをプレイする度に、自動的に胴元に手数料を払っているのです。（→関連記事「ハウスエッジ、控除率、還元率とは」）

 

つまり、統計的に考えたら「手数料分プレイヤーは負ける」のがギャンブルです。

 

控除率≒手数料なので、控除率が高ければ高いほどプレイヤーに不利（負けやすい）なギャンブルということになります。

 

控除率はそれぞれのギャンブルで異なります。

 

そして日本のギャンブルは総じて控除率が高い（つまり勝ちにくい）ことで有名です。

 

例えばJRA中央競馬の場合、控除率は約20-25％（馬券種類による）です。

 

控除率25%ということは、10,000円分の馬連馬券を買ったとしたら、2,500円分をJRAに手数料として払っていることになります。（そのようにオッズが設定されています。）

 

だから競馬をコンスタントにやるひとは、だいたい年間収支75-80%位になります。

 

つまりもしあなたが年間100万円馬券を買うなら、だいたい年間マイナス20万円くらいになる計算で、もしそれより負けが少なければ、「そこそこ馬券が上手い」と言えなくもありません。

 

 

一方で、カジノの各種ゲームは、だいたい控除率５〜１０％に設定されています。

 

つまりカジノの控除率は、競馬などに比べて断然低い（勝ちやすい）くなっています。

 

 

日本のギャンブルと海外のカジノの控除率

種類	控除率
JRA競馬	20% 〜 25%
競輪	25% 程度
toto	50% 程度
パチンコ	20% 前後（？）
カジノ	5% 〜 10% 程度

 

表の通り、日本のギャンブルはほとんど控除率２５％以上とかなりの手数料を取られますが、カジノの控除率は全体で約５％〜１０％くらい。

 

控除率の観点では日本のギャンブルより断然良心的です。

 

これはオンラインカジノも同じです。

では次にカジノのゲーム毎の控除率です。

 

種類	控除率
スロット	5% 〜 15% 程度
大小	2.7% 〜 47.2%
アメリカンルーレット	5.27%
ヨーロピアンルーレット	2.7%
バカラ	1.2% 〜 1.36%
ブラックジャック	(-2)% 〜 4%

 

見ての通り競馬よりどれも低いですが、
中でも一番勝ちやすいのは「ブラックジャック」ですね。

 

ブラックジャック

 

ブラックジャックの控除率はカードの残り枚数によって変化し、時としてマイナスという変な状況にもなります。これを狙った攻略法がカードカウンティングです。（カードカウンティングは、カードの残り札を考えて、控除率の低いタイミングで大きな勝負を掛ける方法です。）

 

純粋なカード・カウンティングは現在では殆どできなくなってますが、それでもブラックジャックを狙って稼ぐ人は意外に多くいます。

 

またブラックジャックは「ベーシックストラテジー」という初心者にもわかりやすい戦略があるので、ちょっと慣れれば初心者でも手堅く勝負できます。

 

＞＞ブラックジャックのルールやベーシックストラテジー

 

 

バカラ

 

マカオで一番人気の「バカラ」も控除率が低くてよいですね。
このゲームはマカオでチャレンジしたいテーブルゲームの１つです。

 

しかし本当に白熱してて中華系の人も多いので、きちんとルールがわかってないと入りにくいかもしれません。基本ルールくらいは覚えていきましょう。

 

＞＞バカラのルールと遊び方

 

 

ルーレット

「ルーレット」には２種類あり、
マカオではゼロが１つしかない「ヨーロピアンスタイル」のルーレットを採用しています。

 

ラスベガスで主流のゼロが２つある「アメリカンルーレット」よりも控除率が低いです。マカオならルーレットで勝負も有りです。

 

ルーレットにも一応の戦略があります。

＞＞ルーレットのルールや遊び方

 

 

シックボー（大小）

 

シックボー（大小）は単純で参加しやすいゲームですが、控除率的には微妙。
賭ける場所によって控除率は大きく異なるので、その点注意が必要です。

 

私は何度かやりましたがいつも負けます。
一見簡単に当たりそうですが、実際やると控除率通り当たりにくい印象です。

 

＞＞シックボー（大小）のルールや遊び方

 

 

スロット

 

スロットは最も遊びやすいゲームの1つです。
ディーラーも他のプレイヤーもいないので、ルールも英語もわからなくても怖くありません。初心者からヘビーユーザーまで幅広く人気です。

 

ただしスロットは注意です。
控除率は決して高くありません。

 

「一部のラッキーな人が大勝ちして、他の大勢は負ける」といったイメージで、
テーブルゲームに比べて勝ちにくいのは間違いありません。

 

とは言え、いきなり発生するかもしれない「高額賞金ジャックポット」はやはり魅力ですね。
また、細かい当たりも多いので、勝ち逃げは十分に見込め、私は結構プレイします。

 

＞＞スロットのルールや遊び方

 

 

長い目で見たらテーブルゲーム

基本は

• 一攫千金狙いならスロット、
• じっくり勝負するならテーブルゲーム

と考えるとよいです。

 

控除率で考えると明らかにテーブルゲームが有利

 

です。

 

 

テーブルゲームは、慣れないと怖い感じがする（ディーラーにイカサマされそう・・とか思う）かもしれませんが、実際にはそんなことはありません。

 

ディーラーは基本的に「いかにお客に楽しんでもらうか」という職業です。
「いかに客から巻き上げるか」ではありません。

 

よく映画などでは「あの勝ちすぎの男をなんとかしろ。」みたいなシーンがありますが、一般庶民の勝ち負けなんてカジノは意識してません。１０万や１００万程度の勝ち負けだったら、カジノ全体の収益で考えたら超微々たるものです。

 

統計的に考えてカジノは控除率分の利益が見込めます。余計なトリックをする必要なんてないのです。
（裏カジノの場合はわかりませんが。。）

 

ディーラーを怖がる必要はありません。
少しでも勝つ確率を上げたければテーブルゲームにチャレンジすべきです。

 

カジノで本当に稼ぐ人もいる

カジノって、大金をスって人生を破滅する様なイメージもありますが、一方で、実は勝ち越している人も意外に多くいるようです。

 

上に挙げた控除率の比較から

• 競馬やパチンコで勝ち越している人がいるなら、カジノの方がもっと確率高そう。。

というのは想像できると思います。

 

例えばバカラですが、控除率約１．３%は、還元率に直すと９８．７％、
つまり「１０万円賭けた場合、平均で９万８７００円は戻ってくる」計算です。

 

平均でその程度しか負けないのなら、研究したり、資金管理をしっかり行うなどの方法で
平均的な人よりうまくなれば勝ち越しも可能に思えます。

 

、と言いながら、実際にはそこまで簡単にはいかないんですが。。

 

しかし私は「カジノで長期的に稼いでる」という強者に過去に３人も出会ってます。
（因みに私自身もトータルはプラスです。）

 

皆に共通してたのが、

• ブラックジャック、バカラなどのテーブルゲームで勝負している事
• 戦略を立てて冷静にプレイしている事
• 最初に勉強代は支払った（負けた）事（その後勝てるようになった）

といった点でした。

 

一人はある海外旅行中に知り合ったのですが、バカラやブラックジャックで旅費を出している様でした。

 

バカラなどはほぼ運なので、結局は勝負勘ですね。「タイミングを読み違えずにどこで大勝負を賭けるか（やめれるか）」が重要で、これは場数で培われる部分もあえります。

 

しかしカジノなんてなかなか行けないし、行ったら行ったで、やはりお金がかかります。

 

 

ちなみにオンラインカジノだと１００円程度の低いレートでも打てるので、実践研究にも使えます。