マカオとは?(マカオの歴史)
マカオは中国の特別行政区の一つで、正式名称は中華人民共和国マカオ特別行政区といいます。
広東省の南東部、中国の中でも大きな川である珠江が東シナ海に流れ込むその最下流域にマカオは位置しています。珠江の西側の最下流域に位置するのがマカオで、東側最下流域に位置するのが香港となっています。この地域は中国の中でも非常に人工が集中した地域で珠江デルタと呼ばれ、日本や台湾だけでなく世界中の製造業の中心地ともいえる場所となっています。
マカオがこのように経済的に非常に栄えた理由は歴史的背景も大きく関係しています。マカオは香港と同じように長い間中国の領土ではなく、植民地として他国の領土とされてきた歴史があります。香港がイギリス領土であったように、マカオは1999年までポルトガルの植民地だったのです。しかもヨーロッパによる植民地としてマカオは最も古くから続く植民地でした。
もともと中国がまだ明の時代の頃に貿易の要としてヨーロッパ人が唯一留まることを許されたのがマカオで、アジアの貿易の拠点として栄えていたのです。ところが中国がイギリスとのアヘン戦争によって敗れるとポルトガルによってマカオを奪われてしまいます。その後二度の世界大戦が勃発しますがいずれにも巻き込まれることなく中立を保ったために、戦禍に見舞われることの無い地域となったのでした。
このような歴史からマカオでは公用語がポルトガル語と広東語となっており、法律などもポルトガルの法律、ヨーロッパの国々の法律に近い法律体系となっています。そして2002年に行われたカジノ経営権の国際入札において世界中から資金が集まる一大カジノ都市として有名になり、現在に至ります。
マカオのカジノ
マカオは2002年に経営権が対外開放され、ラスベガスや香港などから次々にリゾート型カジノホテルが入ってきました。
マカオカジノの経営は長期間、地元のカジノであるSTDM社の独占体制が続いておりましたが、2002年以降、香港を初め多くの海外企業がマカオに進出し、一気にマカオはカジノで有名な区域に上り詰めました。
現在マカオには、大小合わせて30箇所以上のカジノがあります。
- フェリーターミナルからホテルリスボアを結ぶ友誼大馬路周辺(マカオ半島)、
- 新馬路(マカオ半島)、
- タイパエリア(マカオ半島)、
- コタイエリア(マカオ半島)
の4つのエリアが、代表的なカジノスポットとなっています。
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