【マカオカジノ旅行に出かける前に】カジノ初心者のための基礎知識

ハウスエッジ、控除率、還元率について

ギャンブルの「控除率」とか「還元率」って言葉を聞いたことありますか？

カジノに限らず、一般的にギャンブルには胴元がいて、胴元はプレイヤーから手数料を取ることによって利益を出し、それで運営しています。

手数料をどれだけ取るか、その割合を表したものが「控除率」や「還元率」です。

ここでは用語の意味だけ整理します。

「控除率」を一言で言えば、「胴元が取る手数料」の割合です。

例えば、控除率２０％というギャンブルがあったら、
全プレイヤーが賭けた金額のうち２０％を胴元がとり、残りの８０％がプレイヤーに還元されます。

日本の競馬などはまさにそんな感じです。
馬券を買った人同士で、全賭け金の８０％を奪い合っている様なイメージです。

カジノで考えた場合の具体的として、アメリカンルーレットで考えてみます。

アメリカンルーレットは、１～３６、０、００という「３８個の数字」から構成されます。

赤や黒に賭けて当たったら、倍になって戻ってきますね。

でも、実際は５０％の確率で当たるわけではありません。

当たる確率はどうかというと、赤と数字は全部で18個なので18／38＝約47.3％。

この差分 100%換算で5.263%にあたる部分が「控除率」、つまり胴元の取り分です。

つまり、ルーレットの赤や黒に１回ベッドする毎に、プレイヤーは約５．３％の手数料をカジノに支払っている計算です。

「還元率」は逆に「プレイヤーに還元される」割合を表したものです。

つまり、「控除率＋還元率＝１００％」です。

（ルーレットの赤黒ベットの還元率は９４．７３６％です。）

胴元のことを「ハウス」といいます。

「ハウスエッジ」という言葉がありますが、要するに「控除率」のことです。

同様に「ペイアウト率」という言葉がありますが、これは「還元率」のことです。

「ハウスオッズ」という言葉もあります。これはあまり深く考えず「オッズ」と考えて良いです。

これはあまり知らなくてもよいかと思いますが、詳しく書くと、一般的にギャンブルで我々が目にする「オッズ」は、正確には「ハウスオッズ」と呼ばれ、本来の確率よりも低く（プレイヤーにとって不利に）設定されていて、胴元が利益を出せるように設定された数値です。

・・・以上、簡単な用語説明でした。

カジノの各ゲームの実際の控除率や、日本のギャンブルの控除率に関しては、下記に記事にまとめているので、興味のある方は参考にどうぞ。